セグラッシャドクガ(第49回委員会オフ準優勝)

 

 

 

 

 

コンセプト

  • どくびし+まもみがでハメる
  • 竜受けを毒で崩して竜を通す
  • 初手で数的有利を取って、そのままリードする
  • TOD

 

戦績

予選4-1 ブロック2位抜け

本戦3-1 準優勝

 

予選、決勝共にくりぷとんさんに負けて準優勝。

久しぶりにオフに出てこの結果なので非常に満足ですが、事前に構築を回す時間をしっかりと取れなかったので、練度があれば決勝に限らず、もっと良い選出ができたりもしたのかな、とも思います。

 

また構築の軸をくれたがあめおふで優勝したので、そちらも見ていただけると幸いです。

詳しい調整の意図はそちらで書いてくれています。

第11回あめおふ!使用構築 - セグラッシャTOD - 再生の風景

 

 

使用個体

セグレイブ@とつげきチョッキ

特性:ねつこうかん テラスタイプ:地面
217-209-119-*-107-113
つららばり/こおりのつぶて/じしん/きょけんとつげき

 

数値の高さ、技の範囲を活かして初手で撃ち合ってもらいます。

出し負けをする相手が少なく、ヘイラッシャ、テツノドクガが引き先として相性がよく、ほとんどの試合で初手に出していました。

また自身の耐性も優秀で、ある程度のサイクル適性があるのも個人的に使いやすい点でした。

耐久に厚めに努力値を振ることでほとんどの攻撃を耐える事ができ、先制技を絡めて相手を縛る立ち回りは6世代での耐久振りガルーラのようで、非常に使いやすかったです。

 

テラスタイプは氷タイプと攻めの相性の良く、電磁波なども回避できる地面にしましたが、ミラーや竜対面で非ダメを抑えられ、テツノツツミの水技が抜群にならない鋼やフェアリーも選択肢に入ると思います。

 

 

 

 

テツノドクガ@ブーストエナジー

特性:クォークチャージ テラスタイプ:草
181-x-112-149-130-150 ※C個体8〜9が理想値
ほのおのまい/どくびし/ふきとばし/あさのひざし

 

セグレイブが出し負けしがちなフェアリー、鋼、格闘(マスカーニャのけたぐりケア)等に対して後投げがしやすいクッションです。

自身は毒びしをまきつつも、相手の毒びしは自身が回収できる点が非常に優秀で、ヘイラッシャを選出する際の懸念点を減らしてくれました。

炎の舞と朝の陽射しで居座っていたらドクガが通って勝った試合もあり、クッション役でありながらも想定外の視点からの崩しも行うことができました。

 

テラスタイプは地面、水技を半減できる草タイプ。

テツノツツミに抗う選択肢が増えたり、ドクガを生存させたまま強引にどくびしを撒く選択肢を持てたりと、無難に強かったです。

悪タイプにするとクエスパトラの打点を透かしながら吹き飛ばせたり、ドドゲザンやマスカーニャの悪技を半減できたりするので、そちらも選択肢に入ってました。

 

 

 

 

ヘイラッシャ@たべのこし

特性:天然 テラスタイプ:草
257-120-182-x-85-57
まもる/みがわり/ウェーブタックル/あくび

 

セグレイブミラーでの引き先や、テツノドクガに対して出てくるカイリューに対する受け駒として採用しました。

地割れで負けを拾う回数よりも、みがまもによるTODで勝ちを落とさない回数の方が多いと考え、身代わりを採用。

地割れを意識して出てきたカイリュー等に身代わり等で崩しの対象にされる事も多かったですが、身代わりが硬過ぎて逆に㏋割合でTODする場面なども多かったです。

欠伸、守ると合わせたハメ性能も高く、何故か勝手に体力が回復していく様はポイヒガッサとスイクンを足して2で割ったような使用感でした。

 

テラスタイプはキノガッサへの耐性を持てる草タイプで採用していましたが、アシストパワーを透かせる悪タイプや拘り鉢巻+きょけんとつげき(げきりん)をケアできるフェアリータイプの方が良いと思います。

 

 

 

 

カイリュー@するどいくちばし

特性:マルチスケイル テラスタイプ:飛行
175-198-116-x-121-129
テラバースト/しんそく/じしん/りゅうのまい

 

セグレイブがやや不利を取るコノヨザルから展開してきそうな構築や、イダイナキバ等のセグレイブからの引き先を用意しづらいポケモンがいる際に出し負けしないように採用しました。

竜ではあるものの、セグレイブの苦手なポケモンにある程度強く、またセグレイブをテラスさせずに運用できると判断した際には同時選出も行います。

 

テラスタイプはカイリューを押し付ける上で一番強いと思っている飛行で採用しました。

また構築全体の素早さが低い為、気合いの襷を持ったポケモンとの対面で神速と他の技を撃ち分けれるように拘り鉢巻ではなく鋭い嘴を持たせました。

 

元々は身代わりとドラゴンテールを持った個体で使用していましたが、ハバタクカミに対して不利な点と、構築全体がやや遅めな事から、少しでも対面で撃ち合う選択肢を増やす為にこちらの型に変更しました。

 

 

 

 

キノガッサ@どくどくだま

特性:ポイズンヒール テラスタイプ:水
155-150-132-x-80-115
まもる/みがわり/じならし/きのこのほうし

 

セグレイブやカイリューに対して出てきたヘイラッシャに対して欠伸の一貫を切りつつ、後出しされるサーフゴーには下からまもみがでハメてTODをするなど、低速高耐久への崩しや毒びしによるハメをしたくて構築を組み始めました。

実際には思ったように盤面を作る事ができず、ヘイラッシャが同じような事をするパターンが多かったですが、選出段階で無視をできないことから相手の選出を読みやすく、採用した事に関しては良かったと思います。

 

今回は構築の経緯からポイズンヒールで採用しましたが、テクニシャンに変更すると削れたテツノツツミをマッハパンチで縛る選択肢を増やせたり、襷が残っていればハバタクカミとの対面で殴る選択肢も取れるので、型の自由度も高いです。

 

セグレイブのつららばりや、対面で飛んできやすい炎、氷技に対してハメ展開を作れるようにテラスタイプは水を選択しました。

 

 

 

 

ハバタクカミ@こだわりスカーフ

特性:こだいかっせい テラスタイプ:ゴースト
151-x-92-198-156-157
シャドーボール/ムーンフォース/サイコショック/ほろびのうた

 

最後に入れる枠を決めきれなかったので、原案の構築で採用されていたものをそのまま採用しました。

技の通りの良さによるスイープ性能、先制技への耐性と耐久振りによる撃ち合える広さと、かつてのスカーフガブリアスのような感覚で使うことができました。

タイプ一致技2種で殴る面がほぼ成立しているので、残りの2枠にはギミック耐性を持たせる為に〝滅びの歌〟と、テツノドクガやハピナス等に撃ちたい〝サイコショック〟を採用しました。

 

神速への耐性を維持したまま火力を上げたかった点と、そもそもの霊技の通りの良さからテラスタイプはゴーストで採用しました。

 

 

 

雑感

普段レートでうめき声を上げながら苦戦していたので、構築の軸が強いとこんなにも変わるんだなぁって顔をしながら対戦してました。

対戦のほとんどを軸から選出でき、また試合展開も想定したとおりに動かせることも多かったので、改めてパーティー作成の大切さを思い知りました…

あと、TOD好きな人には自信をもっておすすめです。

 

久しぶりのオフでしたが、昔からの知り合いの方にたくさん会えてとても楽しかったです。(というかブロック予選、トナメで知り合いとしか当たっていない)

今回はブロックに新規の方がいなかったので話せる機会がなかったのですが、身内が多いオフ≒一人と知り合えば一気に知り合いを増やせる場とも取れるので、色々な人と綱って遊びたいって人にはぜひ来てもらいたいし、界隈を作ってる人には是非新規の人を囲ってあげてほしいなって思っています。休憩時間のお昼ご飯とか特にね!

 

自身ガッツリポケモンをプレイできてる訳ではないですが、オフ特有の緊張感はめちゃくちゃ楽しかったですし、第50回委員会オフも楽しみにしております。

 

Special Thanks

構築の軸をくれた

あめオフ優勝おめでとう!